今日は年に1度の全議員が参加する視察ということで、荒川区役所と千葉工業大学のスカイツリーキャンパスにお伺いしました。

荒川区は、物質的・経済的な豊かさだけではなく、住民のみなさんが心から幸せを実感できるようなあたたかい地域社会を築いていきたいという、西川区長の熱い想いから、「荒川区民総幸福度(GAH)」という指標を作成し、その向上を目指す取り組みを平成17年から進めています。

「公益財団法人荒川区自治総合研究所」という独自の研究所を設立し、学者さんだけでなく区の職員さんも出向する形で研究員となって、住民のみなさんの幸福度をどのように把握し、またどのように向上させていくのかについて日々研究を重ねているとのことで、様々なメディアで取り上げられ、国内外からも大きな注目を集めています。

そんな荒川区に、実は僕は正直なところ、大きなクエスチョンマークを抱いた状態で(それでいて大いに興味津々で)伺ってきました。‘幸せ’ なんて人それぞれだし、そう簡単に数値化(指標化)出来るものではないだろうし、行政の取り組みとして果たしてどうなのだろうか?そう思っていたからです。

区役所では、研究所の副所長さんにお話を伺うことが出来ました。
取り組みを始めてから8年が経っているけれど、まだまだ道半ば。「住民が幸せかどうかを把握した上で行政施策に生かしていく」ということの難しさを日々実感している、というようなトーンで始まった副所長さんのお話に、やっぱりそうだよなー、そりゃそうだよなー、などと思いながら耳を傾けていたのですが、終盤でガツンとやられました。

役所をあげて、町ぐるみで「幸福度」に本気で取り組んでみて、思いがけない部分で成果が出始めている。
役所の職員たちの中で「自分たちの仕事ひとつひとつが、住民のみなさんの‘幸せ’に直結しているんだ」という意識が強まり、仕事に対する姿勢・モチベーションが変わってきている。

まさに目からウロコ。
僕の頭の中で、一瞬でいろいろなことがつながりました。

何かにつけて、住民の方々の不満の矛先になってしまったり、一生懸命に仕事をしても誰かに直接「ありがとう」と言ってもらえないケースが多い役所の仕事。そんな仕事にたずさわる職員のみなさんが、いかにモチベーションを維持しながら、気持ちよく、それぞれの持てる力を存分に発揮しながら毎日の仕事に取り組めるかどうか。このこと一つで、町が良い方向に変わっていくスピードがまったく違ってくる、というのが、僕のかねてからの持論でして、いろんなところでいろんな方と同じ話をしてきました。

そんな僕のハートに、副所長の言葉は、まさにどストライクに刺さったのです。

「自分たちの仕事は、住民のみなさんの’幸せ’に直結している」という想いが職員さんたちに強まっていけば、当然ながら、「役所の職員のみなさんは、自分たちの‘幸せ’に想いを馳せながら日々仕事をしてくれている」という想いも、住民の中に広がっていくはず。

そうなったら、それはもう「相思相愛」。

人は誰しも完全ではないので、許し合い許され合うことが出来る関係、こそが大事だと僕はいつも思っています。
そしてそれにはやはり、何らかのかたちでの「愛」が必要だと。

そういった意味で、荒川区の「幸福度」への取り組みは、これからの御宿町にとっても、僕自身にとっても、とても大きなヒントになってくれそうです。本当に行って良かった。総務委員長として今回の視察を企画してくださった滝口一浩議員と、いろいろコーディネイトしてくださった議会事務局さん、そしてもちろん、荒川区役所のみなさんに感謝!!!!

 

ここまで書いてほぼ力尽きちゃったので尻切れトンボみたいになっちゃいますが、千葉工業大学さんのスカイツリーキャンパスも面白かったです!

最先端のロボット工学に直にふれるチャンスはそうそうありませんし、学生さんたちの日々の研究活動が、まさにダイレクトに未来につながっていくことを強く実感できるので、子どもたちを連れてまた行きたいなーと思いました。

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